変数で初心者が覚えるべき9つの型一覧とその使い方。変数の型早見表付き!!
皆さんこんにちはエイトです。
今回はそれぞれの変数の型の説明をしていこうと思います。
「型」とは簡単にいうならば変数を入れる箱のことです。
例えば上のプログラムにおいて「型」が示されているのは3行目の「int」の部分です。ここを変えることで文字列や小数を代入することができる様になります。
つまりその型(箱)の種類のよって入れられるものは違います。そして私たちはそれを覚え、使いこなせる様にならなければいけないのです。覚えるのは嫌いと言う人もいるかもしれませんが実際よく使う型は3、4個で他のは頭に入れておくだけでいいのであまり気負わず学習していきましょう!!
数字を入れられる型
ではまずはじめに数字を入れられる種類の型からです。
プログラミングではその数字の大きさ・整数か小数かによって型が変わってきます。では早速説明に入っていきましょう。
整数を入れられる型
byte
まずは「byte」からです。この型は整数の中でも-128~127の非常に小さな整数を入れられる型です。
消費メモリは1バイトと最も小さいですが正直なところこの型を使うことはほぼないです。なぜならさらに大きな数をいれられる型が存在するためわざわざこのかたを使う必要がないからです。ですので頭の片隅に入れておく程度でいいでしょう。
short
次に「short」です。この型は整数の中でも±3.2万の小さな数を入れられる型です。全然小さくないじゃんと思うかもしれませんがプログラム上、3万は小さな数に分類されます。使用メモリは2バイトと小さいですがこれも「byte」と同じであまり使われることはありません。
int
次は「int」 です。
整数でも±21億の数を入れられる型で使用メモリは4バイトです。
この型はプログラミングをする上で最もよく使われる型です。ですので変数を使用する時に入れる変数が整数であれば「int」日頃から習慣的に使っておくと良いでしょう。
long
最後に「long」です。
この型は±900京までの整数を入れることができ使用バイトは8バイトです。正直使うことは滅多にありません。なぜなら使用する数のほとんどが「int」に収まってしまうからです。ですのでこれも最初の三つと同じ様に頭の片隅に入れておく程度でいいでしょう。
小数を入れられる型
次に少数を入れられる型を紹介します。正直ここで覚えておきたいのは一つしかありませんが念のため二つ紹介しておきます。
double
普通の小数を入れられる型です。次にもう一つの型を紹介しますが原則として小数を扱うときにはこの型を使う様にしましょう。
float
こちらも小数を入れることができる型です。こちらはdoubleより消費メモリが少ないですが、緻密な計算を行うのに適していません。ですので特別な事情がない限りこの型は使うことはないでしょう。
文字と文字列を入れられる型
次に文字と文字列を入れられる型を紹介したいと思います。
とその前にここでいう「文字」と「文字列」の違いを説明します。
まず「文字」は代入する文字が一字ということです。そして「文字列」とは代入する文字が二文字以上ということです。
char
ではまずは「char」から説明していきたいと思います。こちらは一文字だけを入れられる型になります。ですので決して使用頻度が高いわけではありませんがこの先必ず一度は出てきて「あれなんだっけこれ」となる影が薄いのに忘れた頃にやってくるやつですので今のうちに覚えておく様にしましょう。
String
次に「String」です。この型は二文字以上の文字列を入れることのできる型です。
この型は「int」と同じくらいよく出てきますので必ず覚えておく様にしましょう。
真偽値
最後に真偽値です。これはこの先if関数を学ぶと必ず出てきますので覚える様にしましょう。
boolean
最後に「boolean」です。この型は今までのとは少し違いtrueまたはfalseのみを格納できる型です。if関数を使うときには必ず出てくる型なので綴りとその使い方をしっかり覚えておきましょう。
変数の型早見表
最後に今まで紹介した変数の型を表形式にして載せておきます。
プログラミングをする際にいつでもみられる状態にしておくと忘れたときにすぐに参照することができて便利ですのでぜひご活用ください。